山小屋の一日

「徳島県内でも今日は35度だって」
「へえ、下界はやっぱり暑いねえ」

山の麓を「下界」と呼ぶ、どこから浮世離れした山小屋の従業員たち。
それでは山小屋のお仕事とはどんなものなのでしょうか。

宿泊者20人くらいだったとして、剣山頂上ヒュッテの1日を見ていきます。

午前6時 仕事開始

食事時間は午前6〜8時。
食事の準備は午前5時以前に始まりますが、これはオーナーがやることが多いです。
従業員は大体6時から、宿泊のお客様に朝食を配膳したり、温かいお味噌汁を出したりします。

午前7時 朝食

従業員揃っての朝ごはん。
1日の予定も確認します。
NHKの連ドラの時間は休憩時間という不文律もありましたが、今は連ドラが不人気のせいかすぐに仕事に入る人が多いです。

午前8時すぎ 清掃開始。荷揚げなどの仕事も

清掃などの仕事を始めます。
客室、トイレやお風呂などの水回り、キッチンの3カ所に別れるのが標準です。
晴れた日には屋根に布団を干すことも。

5月19日 布団干し

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食材などの多くは人力で運びます。
体力ある系の従業員はこの時間から荷上げに行くこともあります。
希望制なので、全員が行くわけではありません。

午前10時 お茶

掃除もこの時間には終盤ですが、一度全員でお茶を飲んで一服。

午前11時ごろ 食堂で調理など

食堂でお昼ご飯を注文する登山者が増えてきます。
うどん、そば、カレーなどを調理します。

売店ではお土産を売ります。
オリジナルのバッジが一番人気です。

三嶺バッチ新発売! 近年縦走のお客様が増えており、要望が多かったことから作成しました!

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午後2時ごろ 夕食準備開始、休憩/

夕定食は品目も多いので、この時間から準備を始めます。
品目は柚味噌、こんにゃくのお刺身、イタドリなどのお漬物、アメゴのから揚げなど。
チェックインのお客様も徐々に増えてきます。

施設の修繕などの仕事もあります。

梅雨前に 頑張る! たっちゃんのアルバイトももう少し…、職人になっています。

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忙しくない日はスタッフは交代で休憩をとります。
宿泊者が40人を超えるくらいだと、なかなか休憩が取れないのが申し訳ないところ。

休憩時間は、外でのんびりしたり、部屋でだらだらしたり、トレーニングで走りに行ったりとさまざま。
僕はパソコンを触ることが多いですが、電話回線は山小屋まで通じていないのでネットはスマホのデザリングです。

6月8日木曜 梅雨入り翌日の雲海!

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午後5時 準備大詰め〜夕食の提供

夕食は午後5時半から。30分前には配膳を始めます。

夕食が始まると、それぞれの席に温かいお蕎麦やアメゴのから揚げを運びます。
同時に朝食の仕込みも始めます。

洗い物が終わり、床や油まわりの清掃が終わったらやっと夕食です。

午後7時 夕食

全員揃っての夕食。
メニューはさまざまですが、オーナー(元船乗り)の趣味が釣りなので、山の上なのに魚介類が結構出ます。
酒飲みが多いです。
ビール一本は支給されます。

スタッフの晩御飯。本日の一品は秋田出身のスタッフが差し入れてくれた稲庭うどん。

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翌日の仕事開始時間を決めて、あとは自由に。
おやすみなさい。

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