サビとの戦い、始まる。99工房「サビ落とし」とホルツ「サビ転換剤」の使い分け

「サビ落とし」からの「サビ転換」

ボディにもサビ。

燃料タンクにもサビ。

探せば探すほどにサビが出てくる僕のハイエース(以下、レジアスくん)。
格安中古なので仕方はありませんが、対策を打たねばなりません。

溶剤を使ってサビ対策

インターネットで情報を収集し、手に入れたのがタイプの違うこの2つ。99工房「サビ落とし」とホルツ「サビ転換剤」

カー用品店に必ずあるような定番溶剤のようです。


まずは浮きサビをできるだけ落として…

インターネットで情報を収集した結果、ほぼ共有していた見解は「サビはできる限り落としてから処置する」ということでした。
落とし方としては電動ドリルにワイヤブラシを取り付けるという方法が一番効率的に思えました。

サビをなるべく落として

ホルツのサビ転換材を塗ってみるとこんな感じ。

差は一目瞭然。

「サビが転換されたのは表面だけで、内部ではサビが進行するのではないか」という懸念はありますが、自分の気持ち的には納得です。

最大の脅威は天井にあった

購入から2ヶ月。全く気がついていないところで、サビがはびこっていました。
天井です。

車高が高い車の天井を見ることなんて、どれくらいあるでしょうか。

しかしこのサビ、進行して雨漏り…なんていうシナリオが考えられます。

すぐに対処しないと!

浮きサビは消しゴムタイプのサビとりを使ってみました。

99工房「サビ落とし」(以下、99)とホルツ「サビ転換剤」(以下ホルツ)、どっちがいいかわからなかったので、両方、別々に試してみました。
下の写真で、ほとんど見えなくなっている部分が99、黒くなっている部分がホルツです。

この写真だけを見ると、99が優秀ですね。
ですが、近くで見て見ると、99でやった部分にもサビは残っています。

その名の通りなのですが、
サビ落とし(今回は99)は「サビを取る」ための溶剤
サビ転換材(同ホルツ)は「進行する赤錆を進行しない黒い皮膜に変える」ための溶剤です。

当たり前のことなのですが、この違いを実感しました。

僕がやりたいのは「見えなくすること」ではなく「進行の防止」。
99のサビ落としにも、サビを落とした後に塗って進行を止める油が付属しているのですが、少し心もとない気がしました。

ですので、黒い皮膜が目立つのはわかりますが、この後、天井のすべてのサビにホルツの転換材を塗りました。