Microlight Classic Tent(マクロライトテント)の張り方

 

 

ニュージーランドのアウトドアブランド「マックパック」の Microlight Classic Tentの設置方法について説明します。

Microlight Classic Tent(以下、マクロライト)は日本ではほとんど使っている人がいないテントだと思います。一時期、日本でも販売されたみたいですが、今は販売されていません。
とても変わっているのですが、軽くて室内が広く、美しいテントです。
ただ、自立式ではないので、ペグが効きにくい砂利などの地面には向きません。

そんな理由もあり、購入されるとしたらニュージーランド在住の方々かと思います。
定価は499.99NZDなのですが、年会費無料のクラブ会員だと349.99NZDで買えてしまうんですよね。(日本円だと28000円弱。価格、レートはいずれも2017年10月19日現在)
僕が買った時はセールでもっと安かった記憶があります。

そんなわけで、需要は少ないと思いますが、僕が買った直後は情報がなくて困ったので、張り方を説明しておきます。
自己流で研究したので、間違っていたりもっといい方法があったらぜひ教えてください。

①テントを広げる。地面は平らで、ペグがよく効く場所に。

②フライトとインナーの間のベルトは緩めておく。(あとでテンションをかける)

③広げたテントを長方形として、短い辺のどちらかの真ん中にはポールを通す場所がある。

④ポールを入れる穴がある側の両角をペグで固定。

⑤穴にポールを入れていく。

⑥ポールが入るとなんとなく自立する。

⑦穴側のポールの端はこのようになる。

⑧反対側の両端もペグで固定。テントの形になった。

⑨あとは、長い辺の真ん中にあるループをやや外に引っ張りながらペグで固定する。これで8角形になる。

⑩最初に緩めておいたフライとインナーの間のベルトを締める。これで室内空間が広くなる。(ただし、いくらきれいに張ってもインナーにたるみは残る気がする)

ペグを打ち、前室の上部をパラコードで引っ張ってやると室内の換気がよくなる。

完成!

注意点

マクロライトは縫い目の防水処理がされていないので、付属のシーラーを使って処理する必要があります。
最初に張った時に、シーラー(チューブに入ったボンドみたいなやつ)を縫い目に塗っていき、糸の穴から水が漏れないようにしましょう。