今年のユーコン川ツーリングの撮影用にカメラを買い換えました。
ボディはα7sⅡ、レンズはSEL24240です。
仕事でカメラを使っていたとはいえ「数撃ちゃあたる!とにかくシャッターを切れ!」というスタイルでなんとか及第点の写真を確保してきた僕には、カメラを講評する能力はないのですが、なぜこのカメラを選んだかを防備録的に書いておこうかと思います。
α7sⅡにした理由は手ぶれ補正
α7には色々種類がありますが、sシリーズはダイナミックレンジが広く、動画に向いていると言われます。
α7sとα7sⅡの大きな違いの1つは、Ⅱには光学式五軸手ボディ手ブレ補正がついていることです。
実際、どれくらい違うのか、動画をいくつか見て確認して見たところ、手ブレ補正の効果は大きそうでした。
マウントアダプター「MC11」はオートフォーカスがいまいちだった
手持ちのキャノンのレンズがあったので、最初はマウントアダプターを使う方法を試しました。
使ったのは評価が高かったMC11。しかし、オートフォーカスが遅いように感じました。
ちなみに利用したのはシグマではなくキャノンのEF24-105mm F4L IS II USMです。キャノンのレンズはMC11で動作が保証されてないし仕方がないような気もします。
もともとカメラマンの友人からも「オートフォーカスはやや遅くなるらしい」という噂を聞いていましたが、その通りだったという印象。
仕方なくレンズとともに売りに出し、ソニーのレンズを買いました。
ただし、その後、動画カメラマンではa7sでアダプターを普通に使っている人も見つけましたので、動画なら問題ないのかもしれません。
SEL24240にした理由
長期に渡る荒野の旅なので、カメラやレンズへのダメージもあるだろうと考えました。
レンズをいちいち交換していると中に埃などが入るリスクが大きいですし、撮りたい被写体を逃してしまうかも。
動画カメラマンの知り合いに聞いても、カヌーのロングツーリングであればレンズ交換時のゴミの侵入を気にしていらっしゃいました。
僕はユーコンでカヤックにのっていて熊に遭遇する確率が高いのですが、警戒心が強い彼らはすぐに逃げちゃいますからね!
レンズ交換の暇はないです。
こういう逃げないやつもいましたが稀です。それにできれば熊さんには人間を怖がっていただきたい。
選んだSEL24240は、20mmから240mmという超高領域。
ちゃちい作りではないかと心配していましたが、とてもしっかりしています。
かつてキャノンでEF-S18-200を使っていましたが、一本で広い領域をカバーするレンズは超便利です。
望遠レンズも兼ねているので、レンズ自体は大きく重いです。
α7sⅡに装着した図はこちら。
ボディが小さい分、レンズに存在感がありますね。

できるだけ安く購入するには?
ここからは中古25万円のカメラを少しでも安く買うために、私が使った方法を紹介します。
具体的にはポイントサイトを使ったポイントの「二重取り」というやつです。
例えばヤフーショッピングで買い物をすると、ヤフーのポイントが貯まります。
しかしヤフーのサイトに行く前に、「ポイントサイト」というものを経由すると、そちらのサイトでものポイントもいただけるのです。
例えば今回、僕はポイントサイトの「ハピタス」を経由してから、ヤフーショッピングを利用しました。
ヤフーショッピングでもマップカメラやキタムラなどの有名どころからカメラの中古品がたくさん出しています。
これにより、ヤフーのポイント(購入額の1%)2518ポイントに加えて、ハピタスのポイント(購入額の1%)2518ポイントと倍のポイントを得られました。
1ポイント1円と考えれば5000円のディスカウントです。ヤフーのポイントはショッピングで利用できますし、ポイントサイトのポイントは楽天で使ったり、マイルに変えたりと色々使えます。
有名どころのポイントサイトのURLを2つほど貼っておきます。おすすめです。
感想
前述の通り僕には講評するできる知識も経験もないのです。
それは大前提として、このカメラの印象を書いておきますが、どんな状況でも極めてシャープな映像が撮れるカメラだと思います。
暗所にも強く、またフルサイズなので画角も広く、撮ろうと思ったものは確実に捉えられます。
おそらくは広いダイナミックレンジや高感度によるものなのだと思います。
※Lightroomで加工
※Lightroomで加工。グリーンを強調。
動画ですが、これもすごくシャープでクリア。
また手ぶれ補正がよく効いているのか、手持ちでもなかなかスムーズな画が撮れます。
アパート前の川にボラが大量発生しているので撮影してみました。