【レビュー】アイスミュールのクーラー。水辺のカメラバッグに便利!だけど耐久性は値段相応。

ソフトクーラーをカメラバッグとして

ロールトップ型のソフトクーラーとして、登場時に多くの人を驚かせた(少なくとも僕は)アイスミュールのクーラー。

僕はクラシッククーラーのMサイズを、カヌーツーリングのカメラバッグに使いました。
舟の上でカメラを出し入れしやすく、しかもクッション性がある防水バッグは何かと考えた時に、これが浮かんだのです。

Pros:2ヶ月間、毎日使って感じた”良かった点”

実際に使ってみると目論み通り。水はしっかり防ぐし、クッション性のある素材がカメラを保護してくれます。それと、形がしっかりしているので転がったりしません。

サイズ感は、ソニーのα7に18-240のレンズ、それにウッドハンドルを付けて、ぴったりサイズです。多くの人はウッドハンドルはつけないでしょうから、一眼でも楽々入ると思います。

ケージとウッドハンドルをつけたα7sⅱ。アイスミュール収納時にはライトは付けていません。

Cons:悪かった点

一方で、使用開始から数日後に、すでに問題も発生。
このアイスミュール、内側と外側の素材の間に空気が入る構造によって、クッション性と保温性が生まれているのですが、外側の素材がとても脆い。
特に、バックルの下のところは、口をロールせずに肩がけで運ぶなどすると、簡単に破れてしまいます。

補強された部分との境目、ここが破れやすい。

僕は破れた部分をアクアシールで補修。現在のところ、がっちり固まっています。
アクアシール、防水系素材に対しては素晴らしい接着剤です。

さて補修して一安心していた矢先、気がつくと補修したのと反対側も破れていました。注意はしていたのですが。

ここが破れたのは、一番力がかかる部分だからだと思います。
ですが、1ヶ月半のカヌーツーリングが終わった後、本体を見てみると穴が開いていました。
補修しなければ、空気が抜けます。

まとめ

僕の使い方は、砂利の河原にもがんがん置くし、移動は多いしで、メーカーさんが考えるよりハードな使い方だったのかもしれません。
ですが、これがイエティだったらと思わなくもありません。(価格帯も違う最強のクーラーと比べるのも酷ですが)

とはいえ、アマゾンで9000円ほどでしたし、価格相応の働きはしてくれたとおもいます。
補修すれば使えるので、もうしばらく頑張ってもらいます。
外側が脆いと書きましたが、内側はまだピカピカなのです。

水辺のカメラバッグにソフトクーラー、いいですよ!