もうかれこれ10年以上、チャコのサンダルを履いてます。
履き続けている理由は、どこに履いていっても活躍する万能サンダルだからです。
最初は一部のラフティングガイドが履いてるような、知る人ぞ知るサンダルでしたが、今は多くの人が履いています。
美しいデザインと、素晴らしい履き心地。
特に分厚いソールが生み出す快適さと安心感がやめられない理由でしょう。
山でも川でも海でも旅でもキャンプでも、この一足でがんがん遊べます。
おすすめの理由① 川遊びにベスト
チャコはとても滑りにくいソールを作っています。
僕が使っているのは以前のモデルのプロソールですが、現在はチャコグリップと呼ばれる素材のモデルが最も滑りにくいようです。
チャコはつま先が出たサンダルなので、キーンのニューポートのようにつま先が隠れたサンダルがいいという人もいます。
ですが、チャコのサンダルはソールが足よりも2回りも大きいので、石につま先をぶつけることはありません。少なくとも僕は10年以上川で履いていますが、0回です。
僕は川から出た後に乾きやすいサンダルが好きです。
チャコはストラップだけなので、川から上がった後もとても快適です。
おすすめの理由② トレッキングにもいける
簡単なトレイルなら、山でも使えます。
チャコは重いという人がいます。
一目でわかりますが、ソールがとても分厚いのです。
確かにサンダルとしては非常に重いです。
一方でその分厚さは圧倒的なクッション性を生みます。
サンダルのペタペタ感はゼロ、足への負担もとても小さく、それは何より、不安定な場所を歩く時の安心感に繋がります。
ただ、足が出ているというリスクは理解しておきましょう。
避けるべきは
①浮石、落石がある場所(落石で足を怪我する危険)
②マムシがいるブッシュ(皮膚の露出による危険)
③雨の中の長距離ハイク(足から体を冷やす危険)
です。
③の雨のリスクですが、足首周りは動脈が皮膚にとても近い場所にあるので、冷やすと体全体も冷やします。(寒い時に足湯が効くのはこの理由からです)
解消策として、シールスキンズやデックスシェルなどの防水ソックスを持って行くというのも選択肢でしょう。
おすすめの理由③ 旅でいける
水辺でもトレイルでも大丈夫となれば、このサンダルがあればどこでも遊べます。
旅の途中に、不意に山を歩こうとか、川で遊ぼうなどとなっても、対応できるのです。何が起こるかわからないのが旅の醍醐味ですから。
総じて、バックパッキングにも最適です。
ソールのクッション性が高いので、重い荷物を持っても疲れにくい。
ホステルなどでの着脱も容易なのも、サンダルならではの利点です。
注意点
チャコはウェビングを調整して足にフィットさせられます。
ですが足前方のウェビングは、使い続けるうちに砂などが詰まって固まってしまいます。
これはしょうがないことだと思いますし、問題はありません。一度足にフィットさせておくと、それ以降は調整は不要です。
履き慣らす時点で、自分にぴったりの調整をしておいてください。
また、ウェビングのところで靴擦れを起こす可能性もあるので、最初は少しづつ履いて足に慣らしましょう。
雑記
カナダから帰国しました。その足で、小学館のBE-PAL編集部さんへ。帰りに、この2ヶ月読めていなかったバックナンバーをいただきました。
8月号の特集の1つが偶然にもサンダルでした。
ふむふむと読ませていただきましたが、やはりチャコのシンプルさ、分厚いソールの形状は唯一無二ですね。
そのほか、キーンのサンダルは、昔はグリップが弱かった印象が強いのですが、本当に滑りにくいモデルができていたら一考の価値あり。テバはストラップの見た目がちゃっちいんだよなあ。あと、昔、ウォーターシューズとして出してた防水スニーカーが、乾きが悪い上にグリップもイマイチだった。メレルのテトレックスは水遊び専用と割り切るならいいかもな、などと感じました。