エクストラタフの長靴。フィット感や使用感など。

エクストラタフ(xtratuf)は、北米で愛されている長靴メーカー。

ユーコンでもアラスカの皆さんのエクストラタフの着用率は凄まじいものがあります。

アメリカのマグロ漁師を追ったドキュメンタリー
「バトルフィッシュ」でもたくさんの漁師が着用しています。

エクストラタフの帽子とブーツを着用したおばちゃんが、
救世主としてジュディS号にやってきたところは印象的でした。

私も最近、エクストラタフのユーザーになりました。

と言うのも、
愛用していたエーグルのブーツの片方を紛失してしまいまして。
なぜ!どこで!

せっかくなので、
片方だけ残ったエーグルの長靴とエクストラタフの長靴を
比較してみようと思います。

筆者の足情報

フィット感を自分に当てはめて知りたいと言う方もいるかと思うので、
参考までに私の足情報を。

普段履きの靴は26.5センチ。
(VASQUEのグランドトラバース US8.5サイズがベストフィット)

足の幅がやや広いのか、
細めの靴を履くと小指の側面に痛みを感じます。
グランドトラバースは足幅が広いわけではないと思うけれど、
足の形に合っているのか痛みません。

もう一つ、ふくらはぎがとても太いようで、
AIGLEの長靴はぴったりよりワンサイズ大きい43サイズにインソールを入れて着用していました。

友人であるエーグルの店員さんに勧められた方法です。

シェイプ

下の写真をご覧いただければと思いますが、
エーグルは足首から太ももにかけての場所がやや広くなっています。
このため、エーグルは足の出し入れがしやすいです。

一方、エクストラタフはその部分が細く
毎回脱ぎ履きに苦労しています。

ちなみに僕が購入したエクストラタフはハーフ丈のものですので、
長さは比較しないでくださいね。

シェイプがかなり違う。この差は脱ぎ履きのしやすさに出てくる。

靴底

もう一つ大きく違うのは靴底です。

エクストラタフは踵の部分で靴底が約5センチととても分厚く、エーグルの1.5倍くらいあります。

ちなみに日本には入ってきてないと思いますが、エクストラタフには指周りに鉄板が入ったモデルまであります。

やはり水産業界のプロのためのメーカーなので、堅牢さはひしひしと感じます。

厚さだけでなく、底のパターンにも大きな違いがあります。

エーグルは波状のパターンなのに対して、エクストラタフは溝がある形状です。

砂利がここによくはまさまります。

エクストラタフは白い部分までが靴底。履いていて高さを感じる。

エクストラタフは靴底に小石が挟まる。

素材

エクストラタフの大きな特徴は素材がネオプレンだという事でしょう。

履いている間もこの柔らかさをよく感じます。

エクストラタフはこの柔らかい素材のため、暑い時には折り返して履くという裏技もできます。

その履き方を想定して、内側に絵柄が入っているものもあります。

逆にエーグルは硬いですが足をしっかりホールドしてくれる感じです。

僕は、この硬いは履き心地の方が歩きやすいと感じました。

入手方法

米国での値段は120ドルですが、日本で購入すると、輸入業者さんが間に入るので、6〜7千円高い2万円前後となっています。

長靴としては高価ですが、堅牢さは保証済みなので、長く履けると考えて、そこをどう評価するかですね。

総評

履きやすさやホールド感から、自分の足に合っていたのはエーグルだったと思います。

でもデザインはエクストラタフが好きで、柔らかい素材も面白いなあと思います。

少しでもご参考になれば幸いです。