ニュージーランドのガレージブランド・KOARO パックラフトから、ついに舟が届きました。
KOAROはニュージーランドに移住したスイス人、サミュエルとマルチナが「南半球に住む人にもパックラフトがより身近になるように(筆者意訳)」始めたブランドです。
The aim is not only to produce and develop high quality packrafts, but to make the sport of packrafting more accessible for people living in the Southern Hemisphere.
Koaro Packrafts – about
ニュージーランドの川をパックラフトで下る旅をしていた時、できたばかりのパックラフトブランドがあると知り、メールでコンタクト。サミュエルは快く迎えてくれ、釣りやパックラフトについて色々と話をしたのでした。
その時は、スプレースカートのないココペリ・キャストアウェイに限界を感じていたので、スプレースカート付きをオーダー。
価格はスプレー付き本体に1300ドル、オプションで膝を固定するサイストラップに60ドル、フロアパッドに150ドルでした。
合計で1510ドル。1NZDが70円として、10万円くらいです。
日本に送ってもらえることになったのですが、郵送費と関税にかかるお金は「日本の市場にも興味があるから」ということで、サミュエルが負担してくれました。
そして届いたKoaro
パックラフトは先日、長い旅路でボロボロになった段ボールに入って届きました。
添えられた手紙には「日本の最初の顧客に送ることができて感激してるよ!」とのメッセージが入っていました。
中身はこんな感じ。
Koaroはアルパカラフトをベースにデザインしているとのことなのです。
違いはまたアルパカを持っている友人を訪ねて比較してみたいところです。
サイストラップのバックルにはKoaroのロゴが。細部にもこだわっています。
この調子で一流のメーカーになってほしい!
スキーとパックラフトのアラスカの旅
話は変わるのですが、Koaroの工房を訪問した時にサミュエルが作っていたのが「横にスキーを取り付けられるパックラフト」でした。
え、スキー?訳わかめ。
「アラスカでスキーとパックラフトで旅するらしいよ」とサミュエル。
そのパックラフト、ついにアラスカの旅を始めた様子です。
え、スキーってクロカン程度じゃなかったの?ガチの雪じゃないですか?
この旅の詳細、まだ不明なのですが追いかけておいてみたいと思います。